日本製のぬいぐるみ
ぬいぐるみは本来、「生地」から作りだされるものです。
生地の特徴(毛並み、質感、手触り、伸びなど)によって仕上がりが大きく異なります。
生地に合わせて(生地の特徴を活かせるように)デザインし、パターンを調整しながらサンプルを作っていきます。
納得のいく仕上がりになるまで、何度も何度も手直しを繰り返します。
20〜30ほどの生地パーツを縫い合わせて、1つのぬいぐるみを作るため、1ヵ所の手直しのために、
多くのパーツの修正が必要となります。
ぬいぐるみの最終サンプルを仕上げるには、半年から1年ほどの長い時間がかかる場合もあります。
ぬいぐるみ屋では、糸の染色からすべて和歌山県高野口町で作られた職人のこだわりが詰まった特注の生地を使用。
こだわりの日本製の生地を使って、経験を積んだ職人が、1つ1つ細部まで丁寧に仕上げています。
ウエイトドール業界では、裁断・縫製は中国、最後の仕上げは国内など、作業の委託・分業が多い中、
ぬいぐるみ屋では、国内生地の選定から仕上げまで、すべての工程を一貫して和歌山県の自社工房で行っており、
こだわり抜いた商品をお客様にお届けします。
どこでどのように作られたぬいぐるみなのか、お客様に安心・納得してご購入頂けるように、
職人によって1つ1つ心を込めて手作業でお作りしております。
近年、国内の製造業はますます厳しい環境下にあり、特にぬいぐるみは、
安価な海外での大量生産が主流となっております。
それでも、日本製にこだわり、1つ1つと向き合い、高品質なものを丁寧に世に出していきたいという想いから、
生地選定からデザイン、仕上げまで外注委託せず、自社の工場で一貫して行い、努力を惜しまず日本製の品質維持に取り組んでまいります。
見るたびに、心が温かくなるようなぬいぐるみと共に、日本のものづくりの素晴らしさや想いを
お客様にお届けできることを願っています。